大水校長先生の挨拶に続き各担当者からコース制の概要・令和2年度入試の報告・令和3年度入試などについて説明を受けました。2019年4月より「和と善」の心、人間力と知力を育む新コース制がスタートしました。中学校はアカデミアコース・カルティベーションコースの2コース制で、高等学校はアカデミアコース・カルティベーションSコース・カルティベーションコースの3コース制で始まり、高校2年生より難関国公立大を目指すアカデミアαコース・国公立大を目指すアカデミアβコース・難関私立大を目指すカルティベーションαコース・私立大を目指すカルティベーションβコースの4コースに分かれます。

令和2年度中学入試については、1次入試は37名受験で31名合格、3次入試は26名受験で17名合格、ファイナル入試は14名受験で2名合格でした。1次入試の合格最低点はアカデミアコース194点・カルティベーションコース41%、3次入試でアカデミアコース135点・カルティベーションコース85点、ファイナル入試はアカデミアコース138点・カルティベーションコース79点でした。また2次適性は29名受験で20名合格、Cは14名受験で9名合格でした。合格最低点は2次適性アカデミアコース91点・カルティベーションコース68点、総合問題、国算基礎・103点でした。

令和2年度高校入試については受験者数は2,623名で、入学者は263名でした。アカデミアに特別顕彰制度を導入しています。コース別の合格者評定値の平均は、アカデミアコース3教科13,1・9教科38,0/カルティベーションSコース3教科12,0・9教科35,4/カルティベーションコース3教科10,2・9教科30,8で昨年同様の学力が保たれています。また、合格最低点(得点率)はカルティベーションコースは調査書との総合判定のため非公表ですが、カルティベーションSコースは専願155点・併願160点、アカデミアコース専願62,7%・併願63,3%でした。

大学合格実績としては神戸大学など国公立大学に24名、私立大学は関西大学41名・関西学院大学23名・同志社大学10名・立命館大学16名・近畿大学106名・甲南大学38名などでした。指定校推薦数は150大学684名(R01)あり、四年制大学進学の27%は指定校・協定校を活用した進学です。

令和3年度入試に向けては、中学校入試の変更点として、適性検査入試を廃止し、2次入試に総合問題を導入します。日曜午後入試を月曜午後に移動します。受験料は20,000円で1次・2次の両方受験できます。また同様に20,000円で3次・4次・ファイナルのすべてを受験できます。2次入試に高得点判定を導入します。アカデミアコースは3教科の合計点で判定し、カルティベーションコースは高得点2教科の合計で判定します。月曜午後に3次入試を実施します。高等学校入試は、アカデミアコースは国数英社理の5教科または国数英の3教科の選択、カルティベーションは国数英の3教科入試になります。専願は併願に比べて10点程度有利になります。変更点としては、特別顕彰制度を全コースに拡大します。

http://www.nigawa.ac.jp/

さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。