浅井校長先生ならび各担当者から本校の教育の概要・新制度・2019年度中学高校入試結果・2020年度中学入試及び高校専願入試の説明を受けました。

約130年の歴史の中、キリスト教主義に基ずく女子教育を展開し、「オープンハート」の精神を守り伝えてきました。グローバル化が進む今後の社会を見すえ、2020年4月、「英語に強い松蔭」はさらに進化します。英語力や国際感覚、問題解決能力を養い、一人ひとりの個性を大切に育てる「2ストリーム制(中学校)・3コース制(高等学校)」を導入します。

来年度中学校は、ディベロプメンタル・ストリームとグローバル・ストリームを新設します。ディベロプメンタル・ストリームは言語運用能力育成と問題解決能力育成に特化するランゲージ&サイエンス・コース、またはアスリート・アーティストを目指す生徒を支援するアスリート&アーティストコースに進学します。グローバル・ストリームからは日常生活の英語は話せて当たり前を目指すグローバルリーダー・コースに進学します。

2019年度中学入試結果としては、A方式入試で、受験者数93名・合格者数91名、合格最低点150点(400点満点)、英語入試で、受験者数32名・合格者数22名、合格最低点62点(100点満点)、B方式入試で、受験者数55名・合格者数52名、合格最低点96点(200点満点)でした。2020年度入試の変更点としては、英語Ⅰ入試と英語Ⅱ入試を実施しグローバル・ストリーム入学にはどちらかでの合格が必要です。英語入試は英検3~4級レベルの問題となります。英語Ⅰ入試のみ英語面接を実施し、志望理由書の提出が必要です。また、A方式B方式入試では英検・漢検での加点があります。

高校においては、2年次以降に進路目標に合わせた3コースで効率的に学習します。併設大学進学の権利を持ちながら、外部大学受験できます(成績条件あり)。また、環境問題をテーマにした社会啓発の取り組みで、モットーを「女子高生が社会を変える」とし、女子高生が課題解決に向け、自ら考え、自ら身近なアクションを実践するプロジェクト型学習のBlue Earth Projectは多くの賞を受け、高い社会的評価を受けています。

進学実績としては、指定校推薦が33%、内部推薦が30%、AO・公募推薦が30%です。主な指定校枠として関西学院大学16名・関西大学10名・神戸女学院大学12名など約600名分があります。

高校専願入試に関しては、過去5年間、出願資格に成績要件がありますが、出願者全員が合格しています。出願資格に必要な成績は、(5段階)3教科合計9・5教科合計15、9教科合計28のいずれかをクリアすることが出願条件です。試験科目は国・数・英・面接です。また高校入学生特待制度があります。

今後の予定としては、説明会・プレテスト・クリスマスの集いなどを予定しています。

http://www.shoin-jhs.ac.jp

さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。