永尾校長先生の挨拶に続き各担当者から令和3年度中高入試結果報告・新コース制の取り組み・令和3年度大学進学実績・2022年度以降の教育と55分授業の実施・令和4年度入試などについて説明を受けました。
中学校では新コース制開始から3年連続で受験者数が増加し、6ヵ年教育に対し大きく期待されています。探究・協働・体験型の学びを実現する選択コース制と、生徒の主体的な学びを引き出す双方向型授業の実践により、自ら学び、共に考えることのできる本物の「学ぶ力」を獲得できるよう、各コース独自のカリキュラムを展開しております。
高等学校ではICT教育の活性化や粘り強い学習指導・進路指導の結果、旧コース制の最終学年をより良い形で送り出すことができました。特に、関関同立の合格実績は延べ154名と大きく伸び、新コース制への移行は順調に進展しています。

令和3年度中学入試結果については、1次入試は48名受験で37名合格、2次入試は56名受験で44名合格、3次入試は31名受験で17名合格、4次入試は27名受験で13名合格、ファイナル入試は11名受験で3名合格でした。1次入試の合格最低点はアカデミアコース201点・カルティベーションコース39%、2次入試でアカデミアコース189点・カルティベーションコース84点、3次入試で60点、4次入試でアカデミアコース128点・カルティベーションコース79点、ファイナル入試はカルティベーションコース79点でした。

令和3年度高校入試については受験者数は2,363名で、入学者は266名でした。新型コロナ感染症の影響で専願者の面接試験は中止しました。また、入学金相当を支援する特別顕彰制度を導入しています。コース別の合格者評定値の平均は、アカデミアコース3教科12,8・9教科37,7/カルティベーションSコース3教科11,7・9教科34,8/カルティベーションコース3教科10,2・9教科30,9で昨年同様の学力が保たれています。また、合格最低点(得点率)はカルティベーションコースは調査書との総合判定のため非公表ですが、カルティベーションSコースは専願158点・併願165点、アカデミアコース専願62,8%・併願65,30%・特別顕彰71,7%でした。

大学合格実績としては京都大学など国公立大学に25名、私立大学は関西大学61名・関西学院大学41名・同志社大学23名・立命館大学29名・近畿大学107名・甲南大学28名などでした。指定校推薦のある大学は関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学など150大学684名(R01)あります。

2022年度より学習量を増やし、学習の質を高めるために中・高すべてで55分授業・6コマ(現行44分授業・7コマ)を導入します。

令和4年度入試においての変更点は、中学入試では入試日程が5日程から4日程に変更します(募集定員は変わりません)。3次入試においての科目が国算基礎を廃止し国語・算数の2教科入試になります。また、受験料の取り扱いがシンプルになります。

高校入試では特別顕彰制度の運用を一部変更します(入学金相当の支援から入学金の免除へ)。専願受験生の面接を再開します。

http://www.nigawa.ac.jp/

さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。