古田校長先生の挨拶に続き、各担当者から2019年度入学試験報告・中学校の取り組み・高等学校の取り組み・高等学校進路状況・2020年度入学試験などについて説明を受けました。「個性を見つめ、伸ばし、一人ひとりの夢を実現する」を学校教育目標として、生徒一人ひとりに寄り添い、教師一丸となって取り組んでいます。昨年創立80周年を迎え、校舎の新設やICT環境の充実など遷り変わる社会の変化に柔軟に対応しています。
高校入試においては前年度より減少した1057名の志願者がありました。入学者数は昨年とほとんど変わっていません。各コースの最低点(300点満点)は、特別進学152点・進学120点・総合76点です。2019年度入学生の内申評定の分布としましては、特進平均33,1・進学専願平均26,6・進学併願平均26,8・総合専願平均21,5・総合併願24,1となっています。
中学入試に関しては、志願者29名・受験者27名・合格者24名・入学者20名でした。A日程における合格最低点は200点満点の88点でした。
中学校の取り組みとしては、調べる力・コミュニケーション力・表現力などの向上のために、ICT環境を活用したタブレット発表会を実施しています。またキャリア教育としては、日本伝統文化を通じ人間性を磨く教育、考え方や行動を習慣化する教育、国際理解教育としては、ネイティブスピーカーの教員と習慣的に英語に慣れていく教育、中学3年時には全員参加の海外研修を実施しております。
高等学校におきましては、以下の3つのコースを設置しています。①特別進学コース・少人数教育で国公立大学・難関私立大学への現役合格をめざすコース。②進学コース・希望進路に合わせた5つの系統別の学びで、園田学園女子大学への内部進学や難関私立大学への進学をめざすコース。③総合コース・多彩な体験プログラムやキャリアアップに役立つ資格取得などを通じて広い視野を育成し、大学・短大・専門学校など幅広い選択肢に対応できる知識とスキルを養うコース。
大学受験に関しましては、園田学園女子大の合格をもとに他校を併願受験できます(人間看護学科以外)。合格状況としましては、兵庫県立大学・同志社大学・関西学院大学・関西大学・筑波大学などがあります。また、指定校推薦として約70の4年制大学から約200名、約20の短期大学から約90名があります。
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2020年度入試に関しては、新たに中学校は特色入試を実施します。小学校において、児童会活動・地域活動・文化・スポーツ・芸術などの活躍が顕著であるなどの要件を満たしたうえで、基礎学力(算数・国語)・作文・面接で合格を判定いたします。他の入試は昨年と同様、入試科目は国語・算数と面接で判定いたします。高等学校は昨年と同様で、特別進学60名・進学140名・総合70名の募集です。入試科目は、国語・数学・英語(リスニングを含む)の3教科と面接を実施します。
今後としては、中学校の夏休み体験入学・入試説明会7月27日、入試説明会10月19日・11月17日、プレテスト11月17日に、高等学校の夏休み体験入学・入試説明会7月26日、コース説明会8月31日、入試説明会・オープンキャンパス10月19日・11月16日・12月7日・12月14日などに予定されています。
さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。