厚田校長先生の挨拶に続き、各担当者から中学校の取り組み・高等学校の取り組み・進路指導・2021年度入学試験などについて説明を受けました。「捨我精進」の建学の精神のもと「個性を見つめ、伸ばし、一人ひとりの夢を実現する」を学校教育目標として、生徒の良さや可能性を引き出し、彼女たちが社会に大きく貢献するとともに、光り輝けるよう教育活動を充実させてまいります。また、校舎の新設やICT環境の充実などで遷り変わる社会の変化に柔軟に対応しています。

中学校の取り組みとしては、調べる力・コミュニケーション力・表現力などの向上のために、タブレットなどのICT活用を積極的に行っています。またキャリア教育としては、日本伝統文化を通じ人間性を磨く教育、考え方や行動を習慣化する教育、国際理解教育としては、ネイティブスピーカーの教員と習慣的に英語に慣れていく教育システム、中学3年時には全員参加の海外研修を実施しておりますまた、(本年度は新型コロナ感染症のため中止)。

高等学校におきましては、以下の3つのコースを設置しています。①特別進学コース・少人数教育で国公立大学・難関私立大学への現役合格をめざすコース。②進学コース・希望進路に合わせた5つの系統別の学びで、園田学園女子大学への内部進学や難関私立大学への進学をめざすコース。③総合コース・多彩な体験プログラムやキャリアアップに役立つ資格取得などを通じて広い視野を育成し、大学・短大・専門学校など幅広い選択肢に対応できる知識とスキルを養うコース。

2020年度中学入試に関しては、志願者21名・受験者21名・合格者19名・入学者17名でした。また、A日程における合格最低点は200点満点の91点でした。

2020年度高校入試においては前年度より増加した1112名の志願者がありました。また、入学者数は187名昨でした。各コースの最低点(300点満点)は、特別進学158点・進学125点・総合77点です。2020年度入学生の内申評定の分布としましては、特進平均36,3・進学専願平均26,7・進学併願平均30,7・総合専願平均22,8・総合併願27,4となっています。

大学受験に関しましては、内部進学制度があり、園田学園女子大の合格をもとに他校を併願受験できます(人間看護学科以外)。合格状況としましては、兵庫教育大学・奈良女子大学・同志社大学・関西学院大学・関西大学などがあります。また、指定校推薦として約70の4年制大学から約200名以上、約20の短期大学から約90名以上があります。

2021年度入試に関しては、新たに中学校は英語入試を実施します。A日程入試において、国語・算数・英語の3科目から2科目選択受験に変更します。英語入試の内容としましては、30分の試験と英語インタビューを実施し、試験は英語検定4級程度の問題とします。また、特色入試は小学校において、児童会活動・地域活動・文化・スポーツ・芸術などの分野で優れた成果を修めている児童を対象に実施します。

高等学校入試の変更点としては、面接試験は中止し、出題範囲も兵庫県公立高等学校などの入試と同様に一部範囲を除きます募集人員は特別進学コース60名・進学コース140名・総合コース70名です。

http://www.sonodagakuen.ed.jp

さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。