藤森学校長の挨拶に続き、各担当者から中学校・高等学校の教育課程・募集要項などについて説明を受けました。「教室から世界へ、創造的な未来を拓く」をスローガンに「人間性豊かなグローバルリーダーの育成を目指して」を教育目標として、新たなコース制を円熟したものにするべく教育改革を進めております。

変更点としては生徒募集人数を中学校は400名から320名に、高等学校は500名から480名に致します。また、高校生徒募集を2コース制にし、創造グローバルコース(SE系)・(I系)と創造サイエンスコースとし中高大一貫教育の中で生徒の進路希望に柔軟に対応する制度を導入致します。

中学校の創造グローバルコースでは、卓越した語学力とICTを活用し、また、コミュニケーション力を生かし、科学、経済、文化など多方面で社会に貢献できる人材を育成します。中学2年生から、英語の時間では、アドバンスとベーシックに分けて授業を展開し、高校へ継続します。創造サイエンスコースでは、大学・産業界と連携した高度な理数系教育を通じ、未来を担う、国際的に活躍できる科学技術系人材を育成します。6年間を通じて、体系的に郊外での学習機会を設け、学年テーマに合わせ、フィールドワークを実施します。

高等学校の創造グローバルコース(I系)では、高い知性と教養を養い幅広い進路に対応するため、段階的に自ら進路を考え、実現に必要となる能力と教養をさまざまな角度から高めます。創造グローバルコース(SE系)では、国際社会で活躍するグローバルな女性の育成をめざし、ネイティブ教師による授業で生きた英語力と豊かな国際感覚を養います。創造サイエンスコースでは、SSH校としての実績をもとに、実践的な理数系科目を充実させ、科学に特化した質の高い教育により、未来を担う女性研究者・技術者を養成します。

中高大一貫教育の中で高等学校在学3年間における成績などにより武庫川女子大学・武庫川短期大学部への進学を認めています。なお、高校3年生で上位15%程度の成績を有する生徒は、国公立大学および、別に本学が指定した他の私立大学の学部・学科との併願が可能となります。内部進学者は、大学314名・短大26名・計340名で内部進学率は80.2%になります。

平成29年度中学入試結果としてはA1方式の合格最低点はCSコース228(400点満点)CGコース120(300点満点)でした。A2方式の合格最低点はCSコース181(300点満点)CGコース92(200点満点)でした。B方式の合格最低点はCSコース180(300点満点)CGコース97(200点満点)でした。

平成29年度高等学校合格最低点は、SSコース274(400点満点)SE261(400点満点)Iコース149(300点満点)でした。ただ合否判定は内申点・面接など総合的に判定されます。また中学・高等学校入試とも英検などにより加点されます。

平成30年度中学入試の変更点としてはM方式の資格に英語検定などが新しく入いり、A方式の考査において英検の有資格者には加点します。

今後としては、学校説明会を7月22日、入試説明会を11月12日・12月3日などに予定しています。

http://www.mukogawa-u.ac.jp/~JHS

さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。