大水校長先生の挨拶に続き各担当者から平成31年度入試結果・4コース制の成果・新コース制の取り組み・令和2年度入試について説明を受けました。2019年4月より「和と善」の心、人間力と知力を育む新コース制がスタートしました。中学校はアカデミアコース・カルティベーションコースの2コース制で、高等学校はアカデミアコース・カルティベーションSコース・カルティベーションコースの3コース制で始まり、高校2年生より難関国公立大を目指すアカデミアαコース・国公立大を目指すアカデミアβコース・難関私立大を目指すカルティベーションαコース・私立大を目指すカルティベーションβコースの4コースに分かれます。

平成31年度中学入試については、多様な学力観を測る特色入試や理科入試の復活などがありました。1次入試は33名受験で26名合格、3次入試は24名受験で19名合格、3次A入試は7名受験で3名合格でした。1次入試の合格最低点はアカデミアコース222点・カルティベーションコース102点、3次入試でアカデミアコース134点・カルティベーションコース72点、3次A入試は123点でした。また2次入試は特色入試とし、Aは18名受験で3名合格、Cは18名受験で12名合格でした。合格最低点はA・101点、C・105点でした。

平成31年度高校入試については受験者数は2,682名で昨年より減少し、入学者も228名と減少しました。以前の進学コースに相当するカルティベーションコースの入学者の減少が影響しました。また、アカデミアに特別顕彰制度を導入しました。コース別の合格者評定値の平均は、アカデミアコース3教科13,3・9教科38,7/カルティベーションSコース3教科11,7・9教科34,7/カルティベーションコース3教科10,5・9教科31,2で昨年同様の学力が保たれています。また、合格最低点はカルティベーションコースは調査書との総合判定のため非公表ですが、カルティベーションSコースは専願150点・併願146点、アカデミアコース専願67,4%・併願68,0%でした。2018年度は数学・英語が難化しましたが、2019年度は改善しました。

大学合格実績としては東京大学理科Ⅲ類・北海道大学・大阪大学など国公立大学に21名、私立大学は関西大学45名・関西学院大学27名・同志社大学12名・立命館大学27名・近畿大学91名・甲南大学34名などでした。指定校推薦数は135大学677名(H30)あり、進路全体の43,5%は指定校・協定校を活用した進学です。

令和2年度入試に向けては、中学校入試の特長としては、廻し合格判定が増えチャンスが拡大し、カルティベーションコースは5回となります。入試日程は昨年と同じく全5回あります。また教科型入試と特色入試で学力を幅広く評価します。郵送での出願が可能になります。高等学校入試は、アカデミアコースは国数英社理の5教科または国数英の3教科の選択、カルティベーションは国数英の3教科入試になります。

今後としては、中学入試説明会9月8日(日)10月12日(土)11月17日(日)・授業見学会9月26日(木)・プレテスト11月17日(日)・入試個別相談会11月30日(土)・高等学校入試説明会10月26日(土)11月9日(土)11月16日(土)11月30日(土)12月7日(土)などを予定しております。

http://www.nigawa.ac.jp/

さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。