浅井校長先生の挨拶に続き、各担当者から2017年度中学入試結果と本校の教育の概要、2018年度中学入試及び高等学校専願入試の実施ついて説明を受けました。120余年にわたり、キリスト教主義に基ずく女子教育の伝統を守り続ける松蔭。家族のように心を開き、信頼関係のなかでゆたかな人間関係を養う”オープンハート”の精神を大切にしながら、時代が求める国際性や行動力を備えた女性を丁寧に育んでいきます。
松蔭の特徴的な取り組みは大きく3点①英語に強くなる仕掛け②Blue Earth Project③多様な進路の選択があります。
①英語に強くなる仕掛けとしては、一人ひとりの英語を最大限に伸ばすをコンセプトに、英検・TOEIC全校受験、習熟度別授業、英語特別クラス、各種の海外・国内での交流を実施しています。
②Blue Earth Projectは2006年に本校でスタートした、環境問題をテーマにした社会啓発の取り組みで、モットーを「女子高生が社会を変える」とし、女子高生が課題解決に向け、自ら考え、自ら身近なアクションを実践するプロジェクト型学習です。Blue Earth Projectは多くの賞を受け、高い社会評価を受けています。
③多様な進路の選択としては、豊富な指定校推薦枠(関西学院大学15名・関西大学9名・神戸女学院大学12名など)、神戸松蔭女子学院大学進学の保障、内部進学を確保しながら、外部に挑戦が可能(成績条件あり)などがあります。進学パターンとしては、指定校推薦が40%、内部推薦が30%、一般・AO・公募が30%です。
2017年度中学入試結果としては、A方式入試で、受験者数89名で合格者数88名、合格最低点137点(400点満点)、B方式入試で、受験者数54名で合格者数53名、合格最低点91点(200点満点)でした。2018年度入試の変更点としては、新たに初日午後・英語のみの入試を開始します。また、A方式入試の面接を廃止し、出願時の調査書も廃止します。AB両方出願し、B方式受験の場合、B方式に加点する制度を廃止します。
高校専願入試に関しては、今年で4年目を迎え、出願資格に成績要件がありますが、過去3年間出願者全員が合格しています。2018年度入試の変更点としては、募集定員を20名に拡大します。出願資格に必要な成績は、(5段階)3教科合計9・5教科合計15・9教科合計28のいずれかをクリアすることが出願条件です。試験科目は国・数・英・面接です。また英検・漢検により加点があります。
今後としては、プレテスト11月12日・学校説明会11月25日・校内個別入試相談会12月23日などが予定されています。
さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。