浅井校長先生ならび各担当者から本校の教育の概要・2021年度中学高校入試結果・2022年度中学入試及び高校入試の説明を受けました。

約130年の歴史の中、キリスト教主義に基ずく女子教育を展開し、「オープンハート・オープンマインド」の精神を守り伝えてきました。伝統と進化の融合をめざして「中学校2ストリーム制・高等学校3コース制」を導入。一人ひとりの個性を大切にしながら、世界に通用する英語力や国際感覚、社会の変化に対応する力を養います。

中学校には、ディベロプメンタル・ストリームとグローバル・ストリームの2つのストリームがあります。ディベロプメンタル・ストリームは言語運用能力育成と問題解決能力育成に特化するランゲージ&サイエンス・コース、またはグローバルに活躍するアスリート・アーティストを目指す生徒を支援するアスリート&アーティストコースに進学します。グローバル・ストリームからは日常生活の英語は話せて当たり前を目指すグローバルリーダー・コースに進学します。

2021年度中学入試結果としては、A方式入試で、受験者数54名・合格者数52名、合格最低点142点(400点満点)、英語Ⅰ入試で、受験者数25名・合格者数DS6名・GS16名、英語Ⅱ入試で、受験者数4名・合格者数DS1名・GS3名、合格最低点DS56点・GS58点(100点満点)、B方式入試で、受験者数41名・合格者数38名、合格最低点国語49点・算数40点(100点満点)でした。

2022年度入試の変更点としては、新たに課題図書プレゼン入試を実施します。課題図書10冊から1冊を選んでいただきプレゼンしていただきます。課題図書プレゼンを除く入試では英検・漢検での加点があります。

高校においては、2年次以降に進路目標に合わせた3コースで効率的に学習します。DSからはLS・AAへ、DSからはGLへ進みます。併設大学進学の権利を持ちながら、外部大学受験できます(成績条件あり)。また、環境問題に女子高生の視点で取り組み校外へ発信するプロジェクト型学習、モットーは「女子高生が社会を変える」とする、Blue Earth Projectは多くの賞を受け、高い社会的評価を受けています。

進学実績としては、指定校推薦が約43%、内部推薦が約35%、総合型援抜・学校推薦型選抜・一般入試などが約22%です。主な指定校枠として関西学院大学15名・関西大学10名・神戸女学院大学12名など約550名分があります。

高校入試においては新たに併願入試を実施し、募集定員も40名に増加します。ます。専願入試に関しては、過去7年間、出願資格に成績要件がありますが、出願者全員が合格しています。出願資格に必要な成績は、専願(5段階)3教科合計9・5教科合計15、9教科合計28のいずれか、併願(5段階)3教科合計12をクリアすることが出願条件です。試験科目は国・数・英・面接(専願のみ)です。また高校入学生特待制度・特別奨学生制度があります。

http://www.shoin-jhs.ac.jp

さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。