岡田学校長より、96年に亘る女子教育の伝統と10年前からの大きな変化について、その後各担当者から学校生活・2015年度入試結果・2016年度入試について説明を受けました。
「清く 正しく 優しく 強く」を校訓とし、品位・個性・創造性を育み「まことの人間をつくる」ことを建学の精神としています。入学から6年間クラス替えがなく、甲南ガールズフェスティバルでは4つの団に分かれて学年を超えた体験を重ねます。また伝統と想像を象徴するように校歌が2つあり、第二校歌は高校3年生が創り卒業後の1年間歌われます。国公立大学への進学を目指すSアドバンスコースができて今春第2期生が卒業しましたが、昔の良いとこらは引き継いでおります。
スタンダードコースからSアドバンスコースへは中1から中2、中2から中3進級時に変更可能ですが本年度は2名でした。170名の卒業生で国公立大学へは45名合格し、甲南女子大学には25名進学しています。また指定校推薦枠として関西学院大学に16名・甲南大学に15名などがあります。
2015年度入試結果として、A入試1次、スタンダードコース受験者147名で合格者90名の1.63倍・Sアドバンスコース受験者119名で合格者33名の3.61倍、A入試2次、Sアドバンスコース受験者231名で合格者115名の2.01倍、B入試スタンダードコース受験者121名で合格者30名の4.03倍、Sアドバンスコース受験者71名で合格者16名の4.44倍でした。また合格最低点は、A入試1次、スタンダードコース171.0点(300点満点)・Sアドバンスコース222.0点(300点満点)、A入試2次、Sアドバンスコース114点(200点満点)、B入試スタンダードコース119点(200点満点)・Sアドバンスコース150点(200点満点)でした。
2016年度入試について、A入試1次は4教科合計(300点満点)得点と、社会もしくは理科を除いた3教科合計(250点満点)を300点満点に換算した得点のうち、最も高い得点を合否判定得点とします。
国語の留意点としては、A2次は文章も長文かつ抽象的、設問も記述が多めになっています。設問に制限字数があるものは8割以上書くようにしてください。
算数の留意点としては、途中の式、計算や考え方を表す図にも部分点があります。式計算が必要な問題で答えのみの場合は減点します。
A入試においては1次2次両方受験の場合は、受験料・願書とも1回分です。B入試においては、スタンダード専願者の合格者数は10名以上にします。A・B両入試出願者のうち、A入試で合格しB入試を欠席した方が入学した場合は、B入試の受験料を返還します。
学校説明会は10月3日(土)・11月8日(日)に個別相談会は12月5日(土)に予定されています。
さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。