岡田校長先生の挨拶に続き、各担当者から学校生活・2017年度入試結果・2018年度入試について説明を受けました。
「清く 正しく 優しく 強く」を校訓とし、また品位・個性・創造性を育み「まことの人間をつくる」ことを建学の精神とし、2020年には創立100周年を迎えます。このような変わらぬ姿勢が阪神間で高い評価を受けています。甲南ガールズフェスティバルでは4つの団に分かれて、クラスが変わっても6年間同じ団に所属し学年を超えた体験を重ねます。
学びの仕組みとしては2コース制を取っています。Ｓアドバンストコースは国公立大学進学を目指し、スタンダードコースは甲南女子大学・国公立大学・私立大学など幅広い進路を目指します。また各クラス36名の少人数制です。各コースとも6年間を2年間の3つの段階(基礎期・充実期・発展期）に分けて学びます。中学1年2年の終わりにコース変更試験があり学年で2，3名が変更します。2コースとも土曜日の授業があり、Ｓアドコースのほうが授業時間が多くなっています。本年度1６7名の卒業生で国公立大学(東京大学・京都大学・大阪大学・神戸大学など）へは36名、甲南女子大学には16名、他私立大学に95名進学しています。また指定校推薦枠として関西学院大学に1７名・甲南大学に1４名、神戸薬科大学に5名などがあります。
2017年度入試結果として、A入試1次、スタンダードコース受験者136名で合格者90名の1.1倍(実質倍率）・Sアドバンスコース受験者91名で合格者39名の2.3倍、A入試2次、Sアドバンスコース受験者196名で合格者140名の1.4倍、B入試スタンダードコース受験者75名で合格者53名の1.3倍(実質倍率)、Sアドバンスコース受験者47名で合格者7名の6.7倍でした。また合格最低点は、A入試1次、スタンダードコース134.4点(300点満点)・Sアドバンスコース209.4点(300点満点)、A入試2次、Sアドバンスコース92点(200点満点)、B入試スタンダードコース81点(200点満点)・Sアドバンスコース154点(200点満点)でした。
2018年度入試について、A入試1次は4教科合計(300点満点)得点と、社会もしくは理科を除いた3教科合計(250点満点)を300点満点に換算した得点のうち、最も高い得点を合否判定得点とします。変更点としては、A入試2 次でもスタンダードコースの受験が可能になります。ただし，S アドバンストコースからスタンダードコースへの移行合格はありません。スタンダードコースの募集人数について、入試日程ごとの人数枠がなくなります。両コースとも入試日程ごとの人数枠がありませんが、いずれの入試日程も合格者数が0 になることはありません。B入試において、スタンダード単願者の合格者数は5 名以上（2017 年度は「10 名以上」）にします。
今後としては、学校説明会を11月5日(日)に個別相談会を12月2日(土)に予定しています。
さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。
