岡田校長先生の挨拶に続き、各担当者から甲南女子の「こころ」,「まなび」・2019年度入試結果・2020年度入試について説明を受けました。

「清く 正しく 優しく 強く」を校訓とし、また品位・個性・創造性を育み「まことの人間をつくる」ことを建学の精神としています。2020年には創立100周年を、受け継ぐ伝統とつくっていく伝統の100年目を迎えます。未来を生きる能力を育み、一人ひとりの個性・意欲を伸ばす教育を行っています。

学びの仕組みとしては2コース制を取っています。Sアドバンストコースは国公立大学進学を目指し、スタンダードコースは甲南女子大学・国公立大学・私立大学など幅広い進路を目指します。各コースとも6年間を2年間の3つの段階(基礎期・充実期・発展期)に分けて学びます。中学1・2年終了時にコース変更試験を受けることができます。2コースとも土曜日の授業があり、Sアドコースのほうが授業時間が多くなっています。本年度172名の卒業生で国公立大学(東京大学1名・大阪大学5名・神戸大学9名など)には41名、私立大学(早稲田大学8名・慶応大学2名・同志社大学27名・立命館大学27名・関西大学31名・関西学院大学44名・甲南女子大学22名など)には387名合格しています。また指定校推薦枠として関西学院大学17名・甲南大学14名・関西大学10名・同志社大学5名・立命館大5名・神戸薬科大学5名などがあります(スタンダードコースのみ)。

2019年度入試結果として、A入試1次、スタンダードコース受験者137名で合格者64名の1.4倍(実質倍率)・Sアドバンスコース受験者84名で合格者39名の1.9倍、A入試2次、スタンダードコース受験者256名で合格者108名の1.3倍、Sアドバンスコース受験者195名で合格者113名の1.7倍、B入試スタンダードコース受験者87名で合格者28名の2.6倍(実質倍率)、Sアドバンスコース受験者69名で合格者15名の4.6倍でした。また合格最低点は、A入試1次、スタンダードコース148.0点(300点満点)・Sアドバンスコース207.6点(300点満点)、A入試2次、スタンダードコース92点(200点満点)・Sアドバンスコース123点(200点満点)、B入試スタンダードコース128点(200点満点)・Sアドバンスコース155点(200点満点)でした。

2020年度入試について、A入試1次は4教科合計(300点満点)得点と、社会もしくは理科を除いた3教科合計(250点満点)を300点満点に換算した得点のうち、最も高い得点を合否判定得点とします。A入試2 次ではS アドバンストコースからスタンダードコースへの移行合格はありません。両コースとも入試日程ごとの人数枠がありません。2019年度入試から大きな変更点はありません。

今後としては、オープンスクール9月21日(土)、学校説明会11月10日(日)、個別相談会11月30日(土)に予定しています。

http://www.konan-gs.ed.jp/

さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。