教頭先生より挨拶・学校の特長、各担当者より中学入試入試・高校入試概要について説明を受けました。昨年創立100周年を迎え、「凡て人は皆天才である」という理念のもと、生徒は自由な校風で学び、自らの個性を伸長させ、徳・体・知の調和のとれた、人間性豊かで自立心をそなえた「世界に通用する紳士」を育成することを教育目標としております。
中学・高等学校ともにフロントランナー・コースとアドバンスト・コースの2コース制です。
フロントランナーは高1まで理系のカリキュラムで学び、高2で高校カリキュラムを終了し、高3で発展的内容で演習します。サイエンス・ラボでは科学的思考力を、グローバル・ラボでは国際理解を通じて多様な価値観や論理的思考を身につけ、学びのモチベーションを高めます。
アドバンストは文理系のカリキュラムで高3の1学期でカリキュラムを終了し、発展的な内容で教科を深めます。アドバンスト・コースには、「グローバル・スタディ・プログラム」が内包されています。アドバンスト・コースでの学びでは「キャリア教育」を主軸にグローバル・スタディ・プログラム履修者は「国際教育特化型カリキュラム」を中心に、それぞれ学びの成長を促します。
2020年度の進学・合格実績として甲南大学への推薦入学者74名・名古屋大学2名・大阪大学1名・神戸大学6名・慶應義塾大学4名・上智大学4名・関西学院大学16名・関西大学20名・同志社大学17名・立命館大学13名・海外大学13名などです。また甲南大学への被推薦権を留保し、国公立大学・私立大学を受験できます(私立大学の場合は、一部制約があります)。
2020年度中学入試結果としてはⅠ期午前入試の全体実質倍率は1,41倍・Ⅰ期午後入試の全体実質倍率は2,05倍・Ⅱ期の全体実質倍率は1,76倍・Ⅲ期入試の全体実質倍率は1,98倍でした。合格最低点はⅠ期aフロントランナー209点・アドバンスト160点、Ⅰ期午後フロントランナー197点・アドバンスト180点、Ⅱ期フロントランナー142点・アドバンスト116点、Ⅲ期フロントランナー160点・アドバンスト130点でした。また優遇措置としてⅠ期午前受験者に対してⅠ期午後以降のアドバンスト受験得点に10%加算し合否判定を行います。この優遇措置を受けⅠ期午後Aに12名・Ⅱ期Aに10名・Ⅲ期Aに4名合格しています。
高等学校入試結果としては、アドバンストコースのみの募集で専願の推薦入試と併願可能な一般入試があります。実施倍率は1,28倍で合格最低点は160点でした。
2021年度入試においては、中学校入試はⅠ期入試1月16日・Ⅱ期入試1月17日・Ⅲ期入試1月19にとなります。Ⅰ期b方式の面接は廃止となります。エントリーシートは第1回・第2回入試説明会でお渡しいたします。また、作文は国語で出題し、算数のデータ読み取りは廃止します。
高等学校入試は推薦入試と一般入試を並行して実施し、同一問題です。推薦入試においては資格確認(主要5教科評定平均が3.5以上から3.6以上に変更します)が必要となり、活動報告書の提出が必要です。理系希望者の場合は、甲南大学の理系学部への進路があります。
さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。