勝山副校長先生より神戸大学の附属学校として・生徒の活躍について、そして各担当者から一般適性検査結果の概要・検査問題の解説を受けました。

グローバル人材の育成を図る「聖」の面と、少なくとも神戸大学で学べる力の育成を図る「俗」の面の両面でトップクラスを目指すという方針を持っています。

東大・京大・阪大・神戸大学などには推薦入試でも合格しており、国公立大学全体では現役36名・既卒20名合計56名合格(昨年度40名)しています。

スーパーグローバルハイスクールに2015年度より認定されており、その活動の取り組みの一つとして課題研究に積極的に取り組んでいます(18000字以上の論文にして提出)。

高大接続研究入試として4学部8名が神戸大学に進学しています。この附属を対象にした接続入試は2年間で本年度限りになります。本年度は文・国際・発達・農・海事の5学部で実施されます。

一貫教育として2・2・2制を取っており、3年分を2,5年で終わらせ、3年秋学期から高校内容に入ります。

個を尊重した進路指導を行い、将来を考える広義の進路指導と受験を考える狭義の進路指導の両者に取り組んでおります。

今年度の一般適性検査については、志願者1025名、受検者834名、合格者167名、入学者90名でした。合格最低点は男子247点・女子256点(総合点は検査合計点300に調査書30点・作文30点を加えた360点です。)男子は昨年比9点マイナスで女子は7点マイナスでした。ボーダーライン上の同点の受験生は全員合格とします。筆記検査のみでは圏外で総合計で圏内になった受検生は男子6名・女子4名でした。

論述問題においては、部分点を決めて加点法を取り、漢字は教育漢字を間違えた場合は1点減となります。作文は字数の400字を1割以上増減することに対しては減点があります。次年度の出題傾向についても大きく変わることはありません。作文は25分・400字で30点ですが、国語の教員が採点するのではなく大きく点数の差をつける意図はありません。

今後の予定:6月25日・オープンスクール、7月1日・学校説明会、7月11日・12日・10月26日・27日授業見学day、10月14日・22日出願説明会、1月16日・一般適性検査となっています。

http://www.edu.kobe-u.ac.jp/hudev-s-fuchutop/

さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。