西尾校長先生の挨拶に続き、各担当者から、今春の進路状況・高等学校、中学校の概要、中学校入試・高等学校入試の要点などの説明を受けました。
高等学校が充実した教育環境の場に移転して3年目、中高一貫校を開校して2年目を迎えます。
高等学校の教育方針として、高大連携教育・教育の情報化・きめ細やかな教育・国際的視野・社会との出会いを5つの学びのポイントとしています。また、一人ひとりの学びと進路に合わせた4つのコース制(特進サイエンス・特進アカデミック・特進グローバル・総合進学)を取っています。
中学校の教育方針として、基礎的・基本的な知識・技能を活用して課題を解決する力(思考力・判断力・表現力等)の育成はもちろんのこと、将来、”グローカル人材”となるために必要な素養と力(知・徳・体)を主体的に身につける、「全人教育」を行います。そして、高い学力を身につけ、難関国公立・私立大学および神戸学院大学を目指します。一定の成績を満たせば、内部進学を確保して国公立・私立大学を受験することができる、確かな進路保証があります。
進路状況としては、約40%が神戸学院大学・約36%が他私立大学・約5%が国公立大学に進学しています。国公立大学には京都教育大学・兵庫教育大学・高知大学などに進学しています。主な大学指定校としては、関西学院大学・関西大学・近畿大学・甲南大学・神戸薬科大学などがあります。
高等学校の入学試験としては、評定値と学力試験と課外活動や特別活動を評価するα項の加点によって総合的に判定します。総合進学コースの最低点は231点(専願満点465点・併願満点435点)でした。2019年度の変更点とそては、各コースの募集人数を変更し合計260名(今年度210名)とします。
中学校の入学試験としては、基礎力確認型入試として、国語・算数・理科の小学生の履修内容を理解しているかを確認します。小学校6年生の3学期までの教科書の範囲から出題します。1次A入試の合格最低点は155点(300点満点)でした。2019年度入試の変更点としては、1次B入試の遅刻者対応として定刻の16時開始と新たに17時開始を設定します。また合否判定について、1次A入試3教科合計点と国語・算数の合計点を1,5倍した換算点の高い方を持ち点として判定します。
今後としては、中学校説明会を12月2日、プレテストを11月3日に、高等学校説明会を11月11日・11月25日、入試直前説明会を12月1日・12月9日・12月16日に予定しています。
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さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。