竹内学校長の挨拶に続き、学校概要・大学合格実績・2019年度入試結果・2020年度入試概要について説明を受けました。創立132年目を迎え、生徒一人ひとりを大切に、真摯に向き合い、優しく寄り添い、粘り強い指導のもと、国際社会で活躍する女性、いつも輝く女性の育成をめざし教育活動を推進しています。2020年度より高等学校に国際コースを新設いたします。
中学校は、総合進学コースとSコースの2コース制です。総合進学コースは、従来の親和の女子教育を継承し、多彩な進路に対応したコースで、国公立大学や関関同立などの難関私立大学を目指します。Sコースは豊富な学習時間とグローバル人材の育成を重視したコースで、難関国公立大学を目指します。また、新設される高等学校の国際コースにも一定数進学できます。
高等学校は、来年度から2コース制になります。特進コースは、各教科バランスの取れた時間配分で個人の意欲と可能性を引き出し、国公立大学・難関私立大学を目指します。新しく設けられる国際コースは、語学力を高め、国際感覚を磨き、グローバルに活躍できる女性を育成し、国際・外国語系の大学・海外の大学を目指します(中長期留学を原則必須とします)。
2019年度は48名が国公立大学に合格し、関関同立には78名が合格しています。また合格者の58.5%が文系、41.5%が理系です。指定校推薦として関西学院大学に17名・関西大学に10名・同志社大学に12名・立命館大学に8名などがあります。
2019年度中学入試に関しては前期Ⅰ総合進学コースの最低点は120.0点、Sコースの最低点は164.0点(280点満点)、前期Ⅱ総合進学コースの最低点は85.2点、Sコースの最低点は97.0点(200点満点)などでした。また、前期Ⅰ入試の理科・社会の選択は3教科理科選択が最も多く、75名(全体で108名)でした。
2020年度中学入試に関しては、変更点としてプレゼンテーション入試を導入します。60秒のプレゼンテーション(2020年度は、私の得意なこと・私の長所・私の夢の課題から一つを選んでいただきます)60点、小学6年生の評定240点の合計300点で判定いたします。資格・検定・コンクールの入賞などがあれば加点します。
2019年度高等学校入試に関しては1次入試・1.5次・2次入試合わせて25名受験し14名が入学しました。1次受験者3教科の平均点は203.4点でした。
2020年度高等学校入試に関しては、特進約30名(英国数・専願者面接)・国際約30名(英語・面接)を募集します。専願・併願の受験が可能です。変更点としては、英語のリスニング試験は実施しません。奨学金制度を導入します。1次試験の成績上位者、または中学校の成績優秀者を対象とします。1.5次入試2次入試を実施します。
今後としては、中学校・プレテスト10月20日・入試説明会9月29日・11月23日、個別相談会11月3日・12月10日、高等学校・入試説明会9月23日・11月30日、個別相談会10月19日・11月9日、学校見学会11月2日などを予定しています。
さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。