中井校長先生・各担当者から教育・経営方針、学園の取り組み、2020年度入試の変更点、今年度入試結果、大学進学状況などの説明を受けました。
雲雀丘学園中学・高等学校は、「豊かな人間力」と「高度な学力」を兼ね備えた「自立型人間」を育成します。2019年4月入学生より中学コースは一貫探究コースに、高校コースは文理探究コースに変更しました。
大学合格実績としては、卒業生313名で国公立大学に148名(現役122名)・関関同立には301名(現役238名)が合格しました。6年一貫コースの50%が現役で国公立大学に合格しています。
中学受験において志願者は822名でした。A日程午前の受験者は221名で合格者は154名、合格点は187点(300点満点)でした。A日程午後の受験者は380名で合格者は241名、合格点は120点(200点満点)でした。B日程の受験者は204名で合格者は99名、合格点は200点(400点満点)でした。A日程午前・午後受験者は114名で午前不合格で午後合格は2名でした。併願校としては三田学園100名、大教大附属池田67名、神戸大附属66名,高槻49名、関学40名、親和39名などです(アンケートより)。
2020年度中学入試の変更点としては、アラカルト入試を導入します。
第1日目午前入試は、3科(国150・算150・理100)×1.25、または4科(国150・算150・理100・社100)のどちらか高い点で判定します。
第2日目午前入試は、3科(国150・算150・理100)、または英語入試(国150・算150・英60・英面接40)での受験となります。英語に関しては英検3級程度の文法・会話表現から出題します。
試験教科時間・配点に変更があります。全日程で国・算50分が60分に変更などがあります。
また、英語検定取得者優遇(A日程のみ準2級午前30点・午後12点・3級午前15点・午後6点の加点)・海外帰国生への優遇(1.1倍)、奨学金制度・返金制度があります。
高校受験において志願者はA日程764名・B日程65名で、A日程選抜特進コース合格基準点専願282点、併願302点でした。また、併願者の入学率は兵庫県が2.13%で大阪府が14.2%でした。2020年度高校受験としては、推薦入試が3年目になります。推薦の資料を最重視し、当日の入試成績も参考にします。英語検定取得者の優遇として、2級以上を80点・準2級を70点に置き換え、当日点と比較し高い点数を採用します。奨学金制度も127名が該当しました。
今後としては、オープンスクール・学校説明会などを予定しています。
さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。