村田校長先生の挨拶に続き、各担当者から令和2年度中学・高等学校入試・留学制度などの説明を受けました。
建学の精神「敬・信・愛」に基づき、心豊かな女性の育成に努めるとともに、国際化し複雑になる社会において「21世紀に生きるたくましい女性を育てる」ことを目標に掲げています。1988年から始まった1年間留学制度は、延べ4000人以上の生徒が利用し、異文化圏に身を置き英語漬けの環境の中でコミュニケーション能力の向上や人間的成長を経験します。また英検1級には18年連続合格しています。2019年度春の大学合格実績としては、国公立大学10名、上智2名、早稲田1名、慶応1名、関関同立105名、関西外国語22名、京都外国語20名などに合格しています。また指定校推薦として関大15名、関学5名、同志社2名、立命館9名など(2018年度卒業生実績)があり、併設の大阪人間科学大学には内部推薦制度があります。
中学校は、基礎を養う2年間の後、ニュージーランド1年留学のあるSG国際と、個性を大切に多様な学びで可能性を広げるSG進学に分かれ、高校3年生で進路に合わせた教科選択ができる6年間の一貫教育になります。
高等学校は国際科(SAコース・SEコース)として、1年間の留学をし5教科の学習を基本にするSAコース、主要教科の学習を中心にするSEコースがあります。普通科・文理特進として主要5教科を重視したカリキュラムで、国公立大や難関私立大の文系・理系学部への進学に挑戦するコース、普通科・英語進学として、希望制でニュージーランド短期留学があり、実践的な英語能力を身につけ、その英語力を中心に難関私立大に挑戦するコース、普通科・総合進学として、基礎学力の充実を図り、幅広い進路の自己実現するコース、普通科・STとして、体育・文化・芸術において優れた才能を持つ生徒を対象に、実力と実績のある経験豊かな指導者の下で技能の向上を図るコースの6つのコースがあります。
2020年度中学入試については、SGコース女子70名の募集になります。選考方式としては、一般入試2科型・一般入試3科型・課題解決型・特別推薦型として英検推薦・そろばん推薦・自己推薦・海外帰国子女推薦となります。一般入試2科型は、国語・算数・理科・社会・英語の中から2教科を選択し、3科型は、国語必須で残り2教科を選択します。課題解決型入試は、「自ら課題を発見して、主体的に考え判断・表現する能力」を見るため、検査①(国語・社会分野)と検査②(算数・理科分野)での受験となります。また推薦入試には受験資格が必要となり、国語だけでの受験となります(海外帰国子女推薦は国・算・作文)。また、受験資格には、英検4級以上・TOEFLプライマリースコア200以上・そろばん4級以上などがあります。日程の変更点としてはA2とB2として午後入試を実施します。奨学金制度があり、プレテストの得点・A日程の成績・ファミリーなどにより対象となります。
2020年度高校入試については、国際科女子80名普通科女子120名の募集になります。受験型としては5科型と3科型があり、5科型は5科換算と3科換算の高い方で判定します。リスニング試験の英文を読む回数が昨年度より全問1回となっています。また、第3部の問題について、質問を印刷します。また外部検定を活用した入試においては、英検・数検の取得級により学力試験の点数に読替えます。例えば英検2級以上は学力試験(英語)90%、準2級は80%、3級は70%に読替えます。国際科特別奨学金制度や普通科特別奨学金制度などがあります。
今後としては、入試説明会、プレテスト、オープンキャンパス、個別相談会などをを予定しています。
さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。