常務理事の挨拶に続き、各担当者から2016年度入試結果・教育内容・進路指導・入試要項についての説明を受けました。大阪で一番歴史のある女子高でキリスト教精神に基づき、他者への愛と奉仕の精神を備える自立した女性を育成する事を建学の精神としています。
中学校入試結果としては、152名の志願者があり、標準コースに44名・舞台芸術コースに22名、合計66名が入学し昨年度より増加しました。合格基準点は200点満点で100点でした。
高等学校入試結果は、専併合わせて621名の志願者があり７コース併せて314名が入学しました。特別進学コースの合格基準点(300点満点)は専願170点・併願185点、標準コース専願110点・併願140点、舞台芸術コース専願97点・併願140点などでした。
梅花の教育が目指すものとして①進路の選択肢の充実②英語を軸とした基礎学力の充実③138年続く伝統の女子教育④2020年問題・中1問題への対応と準備があげられます。中学校においては標準コースは英国数重視型コースで、舞台芸術コースは経験豊富な講師陣によるバレエ・ダンス・歌のレッスンが特徴です。高等学校は一人ひとりの可能性を伸ばす多彩なコース設定で標準コース、特進Ｓコース、国際コース、こども保育コース、医療看護コース、舞台芸術コース、調理・製菓コースの7コースがあります。新たな取り組みとして各コースの内容をそれぞれ充実し(特に特別進学コースを特進Ｓコースに変更）、英会話講座の充実(ベルリッツ英会話講座対象者の拡充)・修学旅行の変更・梅花歌劇団「劇団この花」のスタートなどがあります。
進路指導については264名の卒業生のうち204名が4年制大学に進学しました。国公立大学としては大阪大学・大阪教育大学・和歌山大学などに進学しています。指定校枠として約160校約600名があります。高大連携に関する協定校として神戸女学院大学に13名・同志社女子大学に6名があります。また、梅花女子大学には学内推薦で進学でき、入学検定料・入学金免除や特待制度があります。
中学校入試要項については、標準コースと舞台芸術コース合わせて約70名の募集です。またコース変更は学年末に可能です。試験日程は4回あり複数回受験の場合受験料は1回分だけです。学力考査は国語と算数の2教科で両コース共通問題で、個人面接を行います。また各種特待制度があります。
高等学校入試要項については、新たな特進Ｓコース約20名と他の６コース約260名の合わせて約280名となります(内部進学約50名を含む)。学力考査科目は国・数。英の3科目で各コース共通問題で、専願者のみ面接を行います。また各種特待制度があります。
今後としては、プレテストを10月8日・11月5日・12月4日に中学校オープンスクー6月25日・7月24日、高等学校オープンキャンパスを7月16日などに予定しています。
さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。
