澤田専務理事・早坂学校長の挨拶に続き、各担当者から平成29年度の大学入試結果・学校教育・平成28年度中学・高校の入試結果・平成29年度の募集について説明を受けました。平成13年に中学校を共学化し平成18年には中高6学年共学化が完成し、新校舎4年目、6年コースが全体の9割を占めています。今春の大学入試結果としては、国公立大学に現役117名浪人47名合わせて164名が合格し合格率は60.1%で府下の私学で4番目、現役の合格率は42.9%府下の私学で3番でした。
教育活動の特徴は、①学びの基本は体験学習であるという方針による多彩な行事があります。②中学は週37単位・高校は週39単位とし、高校2年までに高校3年までの授業内容を履修する豊富な授業時間。高3の1年間、高校のカリキュラムの中で、大学入試準備ができます。③勉学との両立が可能な、週3回・18時まで(高校19時まで)のクラブ活動。中学加入率8割を超え、高校加入率も6割を超えています。④2コース制。スーパー理数コースと理数コースの募集で中3・高1時にコース替えがあります。高校からの入学生は高1時のみ内進生と別クラスです。29年度からは6年国文理編入コースの募集となりました。⑤給食を通じての「食育」への取り組み。中学では週4日の給食制度です。
平成29年度中学校の入試結果については、受験者数が1046名となりました。今年度は6クラス入学を目標にしていたので、1次入試の実合格者人数を200名減らしました。結果として7クラスとなりましたが8クラスにはできないということで1次入試を厳しくしました。1次入試は昨年より少し厳しくなりました。実際に1次前期・後期の専願は合格率が昨年よりも低くなっています。実合格者数は昨年度より200名減。しかし手続き者数は昨年度と同じだったので、最終的に7クラス入学となりました。1次入試の合格基準点は過去最高点になりました。特に専願には厳しい入試でした。また専願合格者の82.0%が複数回出願をしています。
平成29年度高等学校の入試結果についは、1次入試において103名が受験し89名が合格しました。1.5次入試と合わせて、38名の入学です。また併願合格者の入学率は1次入試で27.8%でした。
平成30年度中学入試については、スーパー理数コースが120名、理数コースが120名で変更はありません。問題傾向はここ数年間同じで、基礎・基本に重点を置いた問題とします。また、2次試験の志願者で受験しなかった方には、全員に受験料を返還します。
平成30年度高校入試についは、6年文理編入コース80名の募集となります。また専願においては、志望理由書100点+5教科500点満点×0.8の500点で判定します。また併願においては、5教科500点満点で判定します。1.5次入試は専願・併願とも募集します。また国語・数学・英語の3科目受験です。
今後としては、中学校の説明会を10月21日・11月18日、授業見学会を10月28日・11月11日に、高等学校の説明会を11月4日、個別相談会を12月2日などを予定しています。
さらに詳しい内容は、甲陽ゼミナールにて説明いたしますので、連絡の上お気軽にお越しください。